今年も千葉県の保育園の子どもたちが2泊3日の雪国体験にやってきました。
千葉県木更津市にある社会館保育園(園長:宮崎栄樹さん)の「くじら組」(5歳児)の子どもたち数十人が、毎年1月に民宿みちのくに、2泊3日の雪国宿泊保育にやってきます。
今年も1月20日から22日に保育園の先生と8人のお父さんたちとともにやってきました。
子どもたちは先生と一緒に、木更津から電車を何回も乗り換えて来ます。子どもたちにとっては大旅行です。
一方、お父さんたちは早朝車で出発し、子どもたちよりも早く朝7時ごろ水上に到着しました。
そしてすぐに「かまくら」作りを開始です。
子どもたちのためにを2日がかりで、民宿みちのくの畑に作ります。
上の写真は1日目、かまくらを作りはじめた、朝9時半ごろ。
雪国宿泊保育ではお父さんたちは、夜の肝試しではお化けになったり、かなりハードな役目ですが、毎年定員8人を超える、仕事を休んででも参加したい希望者があるそうです。
上の写真は1日目午後。雪をだいぶ積み上げたところで、休憩中。
1日目の夜は肝試し。利根川かかる吊り橋のむこう側まで行ってきたようです。
2日目もお父さんたちのかまくら作りは続き、お昼頃に完成しました。
かまくらの前には階段や通路が作られました。
そして、くじら組の「くじら」も。
くじらの目には明かりもともりました。
2日目の夜は、子どもたちはかまくらの中を体験しました。
3日目、木更津への出発前に民宿みちのくの玄関前で子どもたち、お父さん、先生全員で記念写真。
右端が宮崎園長。
帰りは子どもたちはバスで、お父さんたちはくじら組以外の子どもたちへのお土産に雪を車に積んで帰りました。
木更津社会館保育園は、里山保育などで注目を集め、NHKテレビで特集されたり、ドキュメンタリー映画が作られたりしています。
2009年には単行本「里山っ子が行く!木更津社会館保育園の挑戦」が発刊されています。